ベアレン醸造所について

ミッション

「ベアレン醸造所」は、ヨーロッパの伝統的なビール文化を尊重し、手づくりの本格ビールを通して、ビールにも選ぶ楽しみを提案しています。

食卓がもっと豊かに、ハッピーなものになるよう、地元岩手よりビール文化を発信しています。

ストーリー

「ベアレン醸造所」は2001年、「木村 剛」氏と「嶌田 洋一」氏、そしてドイツ人マイスター「イヴォ・オデンタール」氏の3名が世界に通用するうまいビールを造りたい、と立ち上げた会社です。親会社はなく、ビールを造るために生まれた生粋の岩手の企業です。

創業からの思いとして地域密着を掲げ、地元岩手に根差したビール文化の醸成に取り組んでいます。ビールはただ、その液体を飲むだけでなく、空間とともに味わうものと思います。

もし、あなたが岩手より遠く離れた地でベアレンを飲んで気に入ったのなら、ぜひ岩手に来て、ベアレンを味わってみてください。きっと、一味違うおいしさを感じていただけるものと思います。

創業の頃の「イヴォ・オデンタール」氏、「木村 剛」氏、「嶌田 洋一」氏（左順）

こだわり

ドイツのブラウマイスター資格を持つ職人がビール造りをしています。高い技術に裏打ちされた味わいは、国内外において高く評価されてます。

醸造所は「北山工場」、「雫石工場」の2か所。中でも、北山工場の醸造設備は、ドイツ南部の街から100年以上前の設備を買い付け、船で遠く離れた日本に運んできました。

ベアレンのビールは、ヨーロッパの伝統的なビールスタイル、醸造方法を尊重して造られています。

受賞歴

• 2015年 『世界に伝えたい日本のクラフトビール』にて「クラシック」が最高賞受賞
• 2018年 『世界に伝えたい日本のブルワリー』にて「百年麦酒」が最高賞受賞
• 2020年 『フジシードルチャレンジ』にて「ドライサイダー」が銅賞受賞
• 2020年 『フジシードルチャレンジ』にて「ゆずサイダー」がベストヴァリューシードル賞を受賞

受賞ビールのご紹介

クラシック

定番ビールのひとつ。100年前のドルトムントのレシピを再現し、苦みとコクのバランスが良く、しっかりとした味わいと、ドイツ産アロマホップを活かした上品な香りが特徴のラガービール。

百年麦酒

百年前の味わいを再現した復刻ビール。麦芽の風味がしっかりとした深いコクと香りのラガービール。国内では現在稼働する最古の醸造設備「クールシップ（麦汁冷却槽）」を使用して造られている。

ドライサイダー

イギリスでは現在でもビールと同じように、よく飲まれている果実酒。1本につき2個分の岩手県産りんごを使用し、自然な味わいで女性にもおすすめ。

ゆずサイダー

国産りんごとゆずのフレッシュでみずみずしい果実味溢れる本格サイダー。香料無添加、高品質な日本の果実のおいしさを贅沢に感じられる。

文：日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集：LIQLOG