「喜びを共に創る」お酒を愛する皆様の期待に応えるために…-鹿児島県 小正醸造-
酒造・メーカー紹介
小正醸造について
人と自然と焼酎文化薫る日置蒸溜蔵
青い東シナ海が広がる薩摩半島の西海岸にある鹿児島県日置市。ここに降る雨は大地を潤し、薩摩特有のシラス台地に磨かれ清冽な湧水となり、大地の恵みを育みます。
薩摩の焼酎造りは約五百年の歴史があると言われ深く人々の暮らしに根付き今日まで焼酎文化を築いてきました。
「日置蒸溜蔵」では伝統の技と最新技術の融合により豊かな美味しさを生み出し、多くの方へお届けする情熱と喜びの焼酎造りを行っています。
蔵元の特長
新しいことに挑戦し続ける老舗蔵元。「喜びを共に創る」の経営理念のもと、お酒を愛する皆様の期待に応えるべく、魅力的で個性的な商品の開発に取り組んでます。
「小正醸造 株式会社」は1883年(明治16年)に鹿児島の地で創業。
小正家は代々、神社へ奉納する御神酒造りを行ってきました。現在では、本格焼酎、リキュール、スピリッツ、ウイスキーの製造・販売を行っています。
「小正醸造」の強みは業界の常識にとらわれない自由な発想で取り組む商品開発です。代表銘柄の「小鶴」に始まり、1957年には2代目「小正嘉之助氏」が、日本初の樽熟成米焼酎「MELLOWED KOZURU(メローコヅル)」を発売し、2011 年には世界初の ノンアルコール焼酎「小鶴ゼロ」など、これまで世に存在していなかった商品を生み出して います。
杜氏
- 名前:大牟田 和宏
- 社歴:2005年4月~現在
- 杜氏歴:2018年7月~現在
2005年(平成17年)に入社。入社以来製造畑で蔵子として生産農家との関係性や、造りにおいては麹づくりから蒸留に至るまでを経験し、先人から受け継いだ製造技術を守るだけではなく、時代に合った個性ある焼酎造りを目指し、今なお挑戦の真っただ中。
蔵子にただ指示する形ではなく『自由な発想と探求心を持ってほしい』と、蔵子を2チームに分け酒質開発に余念がありません。
文:日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集:LIQLOG