「創業江戸時代享保年間」酒造りひとすじ三百年。-山形県 寿虎屋酒造-
酒造・メーカー紹介
寿虎屋酒造について
技と酒への熱い心で醸す
豊かな自然に恵まれた紅花の里、高瀬。良質の米と清冽な水は、酒造りには欠かせないものです。黄金色に輝く酒造好適米は、蔵王山系伏流水で仕込まれ、杜氏や蔵人たちの技と酒への熱い心で醸し出される至福の一滴。
創業以来、三百年の歴史が築き上げてきた蔵人の心と、研ぎ澄まされた技。そのすべてが「寿虎屋酒造」の酒に生きています。
全国新酒鑑評会金賞・東北清酒鑑評会受賞
代表銘柄は「寿久蔵」「霞城寿」 と「三百年の掟やぶり」。「寿虎屋酒造」は山形県内陸部蔵元では唯一、公による品評会 2021年全国新酒鑑評会金賞・東北清酒鑑評会優等賞のダブル受賞蔵となりました。全国新酒鑑評会においては上位3%の評価を得ています。
高瀬地区のテロワールを存分に活かした酒造り
ジブリ映画『おもひでぽろぽろ』の舞台になったことでも有名な美しい紅花畑を象徴とする環境は、日本酒を醸し出すのに適した土地柄。
※華道家元池坊(いけのぼう)が主催した「池坊花逍遥100選」に山形県では唯一、山形市高瀬地区の紅花畑が「華道のこころを映す」「未来に残したい」「日本の花風景」として選ばれました。
「寿虎屋酒造」が造る日本酒は、原料の米と水によって醸し出される、とてもシンプルなお酒。だからこそ、高瀬地区が持つ「テロワール」がとても重要になります。山形県内の日本酒は2016年12月、国税庁より地理的表示「GI山形」に認定。水、米、環境等、多くの認定を有するテロワール醸造をこだわりとしています。
味わってくれたた皆様の笑顔を見据え、日本酒造りに励まれています。
文:日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集:LIQLOG