Far Yeast Brewingから、山梨県北杜市の米農家を応援する「Far Yeast もりともり RICE ALE」が登場!
リリース情報
ビールって大麦、せめて麦から作るものだと思ってませんか? 実は日本が誇る主食、米でもできるんです。
美しい源流に恵まれた山梨県小菅村に本社を構える、「Far Yeast Brewing〔ファーイーストブルーイング〕」から、地元農家の米を用いた「Far Yeast もりともり RICE ALE」が発売されました。2022年11月24日から一般販売が開始されている限定アイテムです。
“幻の米”から生まれたビール
「ライスエール」って?
そもそもライスエールとは何か、簡単にご説明しましょう。その名の通り、「お米」を原材料の一部に用いたエールビールのこと。米が味わいに与える効果はさまざまですが、このたびの新作は清酒酵母を用いることで、日本酒のニュアンスをプラスしているのだとか。
エールビールって何? という方は、手前味噌ですがこちらの記事もぜひチェックしてみてください。
幻の米「農林48号」
使用しているのは山梨県北杜市〔ほくとし〕のブレンド米。一種類目は、北杜市のなかでも数少ない農家が生産しており、市場でも稀少なため“幻の米”とも呼ばれている「農林48号」通称よんぱち。国際米品評会での受賞歴もある、一度食べたら忘れられない粘りと甘みを持っているのだそうです。そこに地元農家のコシヒカリをブレンド。生まれたブレンド米は、北“杜(もり、とも読む)”を守るお米、という想いを込めて「もりともり」と名付けられました。
日本酒の美質が穏やかに寄り添う
今作のライスエールには、「もりともり」を原材料の約半分も使用。米は副原料として用いられることも多いので、この比率はかなり高いと言えます。それとバランスを取るように、清酒酵母によって発酵させることで、まさに日本酒とビールのMix Cultureと言える味わいを実現しているんですよ。
リンゴを連想させるようなフルーティーな吟醸香と、ホップの柑橘アロマが見事に調和。口に運ぶと、旨み豊かな米の甘みにホップの穏やかな苦みが重なります。食事にも合わせやすい、ドライな仕上がりになっているのも魅力的です。
「山梨応援プロジェクト」発のライスエール
こちらの製品は、Far Yeast Brewingが2020年7月から行なっている「山梨応援プロジェクト」の一環として生まれました。これは、県産の素材をビール作りに活かすことで、地域産業の活性化を図るというもの。
これまでには、山梨市の桃で作った「Peach Haze」、醸造所を構える小菅村の梅を用いた「Ume-kin’ Me Crazy!」、甲州市のぶどうから生まれた「Grapevine」、さらに北杜市のフレッシュホップをふんだんに使用した「Farm to Brew」などを醸造してきました。
どれも地場の作物の力強さを感じる、個性豊かな銘柄ばかりなんですよ。
2020年10月には、東京渋谷から本社機能を小菅村に移転。さらに地域との連携を強化しているのだそうです。「地産地消」とはよく聞きますが、ライスエールしかり、地場の素材をここまで独創的な製品に仕立てるのは並大抵ではありません。今後はどんなプロダクトが登場するのか、とっても楽しみです!
商品DATA
- 商品名:Far Yeast もりともり RICE ALE
- 希望小売価格:オープン価格
- 内容量:350ml
- アルコール度数:6.5%
- 発売日:発売中 ※限定販売につき、なくなり次第終了
- 販売サイト:https://faryeast.com/news/22358/