「四方の花慶雲燗たり、峰の雪」飯豊山の清冽な伏流水を仕込み水にし、会津杜氏がじっくりと醸す。-福島県 峰の雪酒造場-

酒造・メーカー紹介

「四方の花慶雲燗たり、峰の雪」飯豊山の清冽な伏流水を仕込み水にし、会津杜氏がじっくりと醸す。-福島県 峰の雪酒造場-

峰の雪酒造場について

昭和17年に「峰の雪酒造本家」より分家し創業開始、全国的にみても酒蔵としては若い蔵元です。

約10年前までは普通酒の割合が90%を超えており、ほぼ普通酒しか造っていませんでしたが、「その他の醸造酒」の製造免許を取り、ミードの製造販売を開始しました。

 

福島県の「峰の雪酒造場」

人類最古の伝統のお酒「ミード」

ミードとは蜂蜜のお酒で、標高600m~800mの山奥に自生する栃(とち)の花の蜜を100%使用した、ミネラルウォーターよりもピュアなお酒です。

希少な国産ハチミツを飯豊山系の伏流水で希釈し、大量の酵母を接種し、ゆっくりと発酵させろ過したものが、「会津ミード」の美禄の森・花織です。

ハネムーン(蜜月)、メディスン(薬)の言語とも言われる人類最古の伝統のお酒で、爽やかな酸味とやさしい甘味が特徴です。

 

飯豊山

本家より代々受け継ぐ銘酒「大和屋善内」

また、2013年から「佐藤健信氏」が杜氏となり、特定名称酒の製造も開始しました。「大和屋善内」シリーズとして10種類の特定名称酒を販売しております。

2019年からはその他の醸造酒製造免許を生かした「ハツユキソウ」シリーズの販売を開始、日本酒の醪の発酵に果物の果汁を添加し、同時に発酵させた「その他の醸造酒」の分類のお酒を製造しています。クリア、ピーチ、アップル、バナナ、グレープの5種類まで増え、今後も果物の種類を増やしていく予定です。

 

会津杜氏が醸す酒

 

今後も「峰の雪酒造場」は飲んで美味しいだけではなく、飲んで楽しいと思われるお酒を製造、販売していきます。

 

文:日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集:LIQLOG

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