約200種類の山梨のワインを一気に試飲! ~「ぶどうの丘」に行ってみよう!~
店舗紹介
ワインを飲み始めたら、その産地を一度、見にいってみましょう。
ワインが造られている場所、そしてブドウ畑を見ながらワインを飲む。とっても贅沢な時間となりますよ。
日本にだって、たくさんのワイナリーがあります。山梨は歴史あるワイン産地であり、生産量、ワイナリー数も日本一!
日本のワインの産地巡り、まずここから始めてみませんか?
勝沼ぶどう郷駅
その山梨のワインを楽しむにはまず甲州市に行くのがいいでしょう。
日本ワインの代表格、「甲州」というブドウは日本のもので、ここがその発祥。その出発点、勝沼ぶどう郷駅に行ってみましょう!
勝沼ぶどう郷駅は小高い丘の上にあり、駅を降りるとまず、目の前にブドウ畑が広がります。
勝沼ぶどう郷駅周辺には30以上のワイナリーがあります。
それぞれのワイナリーに訪問して、ワイン造りの過程や畑を見るもよし、試飲して買うもよし、楽しい一日となることでしょう。
どこのワイナリーか迷ったら!?
それでも、どこのワイナリーに行くか迷いますよね。勝沼ぶどう郷駅の周りといっても、ブドウの生産地らしく、高低差のある、坂の多い街になります。歩いてワイナリーを周るには、少々覚悟が要りますよ!
場所を決めて、2~3軒のワイナリー巡り。または好きなワイナリーを目的にして、周辺ワイナリーも巡る?いろいろと迷ってしまいそうですね。
そんな時にはまず「ぶどうの丘」に行くと、山梨ワインが一気に楽しめます。駅からも見える、ちょっと小高い丘に建つ、赤い屋根が目印の施設です。
ここではたくさんのワインを試すことができます。気に入ったワインがあれば買うこともできます。
ぶどうの丘の行き方
ぶどうの丘は駅からも歩いていけます。駅を背にして、まずは右側の線路沿いの遊歩道を歩きます。
甚六桜公園となっていて、桜の木や昔の駅のプラットホームなどがあります。春には桜がきれいなんでしょうね。
少し歩くと、下に降りる階段がありますので、そこを進みます。
今は皆さんスマホに地図もお持ちで、迷うことはないと思います。
でもここ勝沼ブドウ郷周辺には、主な施設へはこのように道しるべがありますので、それをたどっていけば簡単です!
ブドウ畑をすり抜けていくと、大きな階段が見えてきますから、もうそこがゴールです。
登りきって、早速中へ入りましょう!
試飲の方法は二つ。
地下ワインカーヴ
地下のワインカーヴには約200種類の山梨ワインがあります。
まずは受付または店員さんに声をかけ、1,520円を払って、試飲容器「タートヴァン」を手に入れます。後は地下セラーに行って、好きなワインを好きなだけ試飲します。
ちなみにこの「タートヴァン」はかつてフランスで古くから使われていた試飲用の容器です。
昔は電気もなかったですから、ろうそくの炎のみの薄暗いワインセラー。その中で色を確かめるために、器は浅く、凹凸があるのです。
ブドウの丘のカーヴも地下ですし、ちょっと暗いので、まるで中世のフランス気分!楽しくワインを試飲することができますね。
地下カーヴは、ワイン造りの歴史が分かる展示もあります。そしてワインは、赤ワイン、白ワイン、ロゼワインと区別されていますので、分かりやすいですね。
試飲ワインのそばにボトルもありますので、気に入ったものから手に取っていき、買うこともできます。
そして、タートヴァンは持ち帰れますので、いいお土産ですね。
高級ワインは1階売店のサーバーから
さらにワンランク上のワインも試してみたい!という方は、1階の売店の中にある、ワインサーバーがお勧め。
まずはグラスを200円でレンタルし、あとは好きなワインをサーバーから購入するだけ。ワインはそれぞれ500円でした。
日によってワインも違いますし、グループで行った場合には、それぞれが違うワインを選んで、飲み比べるのもいいですね。
地下カーヴには行ったことのあるという、リピーターの方にもお勧めです。
売店裏には絶景も!
ワインサーバーで購入したワインはテラスに持っていって飲むこともできます。
ぶどうの丘の売店を抜けると、ブドウ畑が一望できます。とってもいい眺めですね。さらに、「恋人の聖地」と呼ばれる場所も。
温泉、宿泊も。
時間があれば、ゆっくり泊っていくことも。洋室、和室もあり、朝食付きでとってもリーズナブルに宿泊できます。
宿泊できるとなれば、安心して、ワインもたくさん飲めますね!
「天空の湯」という温泉施設もあります。温泉内から眺めるブドウ畑も素敵です。
もちろんちょっとくつろげる畳の休憩場所も食事処もあります。日帰り入浴も可能ですし、宿泊客はもちろん利用できます。
グルメだって、しっかり!
一押しは、やっぱり眺めのいい「展望ワインレストラン」。ブドウ畑に甲府盆地。南アルプスまでバッチリ見えます。
そして、仲間とワイワイ食べるなら、バーベキューガーデンもあります。
他にもいくつかレストランもありますので、ぶどうの丘だけで一日ゆっくり過ごすのもいいですね。
山梨県のワインの中心地、勝沼ぶどう郷のぶどうの丘、行きたくなりましたか?
どんなワイナリーがあるのかの情報収集をしたい、手っ取り早くワインを飲み比べたい!という人にもお勧めです。
まずはここから山梨県のワインを飲んでみるのはいかがでしょうか。
施設情報
- 施設名:甲州市勝沼 ブドウの丘
- ウェブサイト:https://budounooka.com/
- 住所:〒409-1032 山梨県甲州市勝沼町菱沼5093
- 電話番号:0553‐44‐2111