「三方よし」という理想の実現のために、自らの機能の向上により、お客様の満足を実現させる。-奈良県 長龍酒造-
酒造・メーカー紹介
長龍酒造について
酒造りに極みなし!
「長龍酒造」の酒造りは、南部流平野派を源流とし、先人達からその技術を伝承しながら、「お客様が真に安心し満足いただける日本酒」を追求しています。
長龍といえば「吉野杉の樽酒」
古来、お祝い事や行事には欠かせない樽酒の鏡開き。長龍の「吉野杉の樽酒」は杉樽の酒の美味しさを、そのまま瓶に封じ込めた「樽酒」です。
創業者が大いなる情熱をもって、幾多の困難を乗り越え、独自の製法を創りあげ、日本初の『瓶詰め樽酒』として昭和39年に誕生。約半世紀を経た今も尚続く、味わいと香りのバランスが最上の「吉野杉の樽酒」です。他にも個性豊かなラインナップを取りそろえています。
長龍の酒造りは、南部流平野派を源流とし、先人達からその技術を伝承しながら、「お客様が真に安心し満足いただける日本酒」を追求しています。
日本酒蔵ならではのビールを醸す。
「長龍酒造」の新しいチャレンジ「長龍ブリューパーク」を広陵蔵の隣にオープン!
酵母はビール酵母に加え、自社の清酒酵母を併用、この清酒酵母はカプロン酸エチルというリンゴやメロンの様なフルーティな吟醸香を生成します。そして、できあがったビールを杉樽で熟成することで、吟醸香と杉の樽香が調和したバランスのいい香りをお楽しみいただけます。
さらには白麹も使用することで、日本酒に関わる原料(酵母・麹)、製法(樽添え)を使用した、まさに酒蔵だからこそ造ることが出来るビールができあがりました。「長龍ブリューパーク」数種類のクラフトビールが味わうことができます。
【長龍ブリューパーク】 ※2022年3月19日(土)オープン |
「あの時のビール、また飲みたいな」。その瞬間、思い浮かぶのが、私たちのビールであってほしい。大切な人と飲んだ思い出、心からおいしいと感じた衝撃、造り手と語り合った記憶…
人生のあらゆる場面に寄り添うビール、そして、もう一度飲みたいビールであり続けたい。それが「長龍酒造」の想いです。
「三方よし」は近江商人の経営理念に由来
『商売を行うに際しては、常に「売り手よし、買い手よし、世間よし」の状況を目指さねばならぬ』売り手も買い手も満足し、しかもそれを取巻く世間も満足する、そういった商いでないと永続はできないという考え方です。
「三方よし」という理想の実現のためには、ひとりひとりの成長を喜びそれにより発展する企業をもうひとつの経営理念と定め「長龍酒造」は歩み続けます。
文:日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集:LIQLOG