「古壷新酒(ここしんしゅ)」伝統を守りながら新しいことにチャレンジし続けていく酒蔵、和醸良酒のもと心を込めて。-滋賀県 浪乃音酒造-
酒造・メーカー紹介
浪乃音酒造の歴史
自然然に育まれた美しい琵琶湖のほとりにあるのが「浪乃音」の酒蔵です。
創業は⽂化⼆年(1805年)。200年以上の歴史を持ち、「浪乃音」という名は⽐叡山の高僧によって命名されました。
「古壷新酒(ここしんしゅ)」~古い壷に新しい酒を入れる~
伝統を守りながら新しいことにチャレンジし続けていく、を信念に今も造り続けています。
小さな酒蔵だからこそ小仕込みに徹し、家族がひとつになって和醸良酒のもと心を込めて丁寧に酒造りをしています。
Te to Te「てとて」
福島県会津の「曙酒造」で約四年間の修行を経て、昨年浪乃音酒造に帰ってきた11代目「中井充也」氏。
浪乃音のモットーである「古壷新酒」の精神のもと、「曙酒造」で培った技術と浪乃音の伝統技術を融合させ「てとて」を醸しました。
二十代の若い感性を活かし、浪乃音に新しい風を吹かせました。
自分自身、フルーティーなお酒が好きなこともあり、日本酒好きな方はもちろん、これから日本酒を飲む初心者の方にも愉しんでいただけるお酒を造ろうと決めました。
丹精込めて手仕込みしたお酒を皆様の手へ届けたい。世界中の皆様と繋がりたい。そんな想いから「てとて」は生まれました。
飲む人の心を温かく照らすようなお酒であるよう願って。
文:日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集:LIQLOG