「神開らしい」最高の酒をお届けするために…妥協なく日々精進し続ける酒蔵。-滋賀県 藤本酒造-
酒造・メーカー紹介
「藤本酒造」は滋賀県甲賀市で、『和醸良酒』(働く人の和があれば、自然と良い酒ができるという創業者の理念)のもと、チームワークを重視し円滑な人間関係を築くということを常に念頭において清酒・リキュール製造業を営んでいる酒蔵です。
また、ただ酔うためではなくじっくり味わっていただくための技術の習得や商品開発、さらに、当社の商品が明日の活力の源となり、ひとりでも多くのお客様の心の支えになっていただけたらと妥協なく日々精進しています。
神開の目指すもの
想いはたった一つ、確たる理念を持ち、迷うことはあれどぶれることのない「神開らしい」酒をしっかりと皆様にお届けすることです。
一口に「神開らしい」といっても上手く明文化できない部分もあるのですが、おぼろげながら見えてきました。
努力してもいい酒ができるとは限りませんが、いいお酒を造っておられる蔵元は、必ず努力していると思います。最高の酒を皆様にお届けするため精進してまいります。
酒米について
「藤本酒造」は「地の恵み」を大切に、滋賀県産米の山田錦・吟吹雪・玉栄・日本晴を中心に使用しています。
清酒は農産物という観点から近年は契約農家様と話しながら、より力強いお米を育て、清酒を醸すことに注力しております。
仕込み水について
「山村神社」のご神託を奉じて井戸を掘りましたところ、鉄分が極端に少なく、ミネラル分を多く含んだ最上の名水が湧き出しました。
「藤本酒造」では現在に至るまで、変わらずこの清冽な水を仕込水として使用し、上質な酒を醸しています。
蔵の和について
『和醸良酒』のもと、チームワークを重視し円滑な人間関係を築くということを常に念頭に置いて清酒を醸しています。
リアルタイムで蔵の思いや活動を知ってもらうため、最近は「Facebook」での情報発信を積極的に行っています。
1週間に数度書き込みしていますので、ぜひ一度ご覧ください。今期の造りから従業員のみで仕込んでいます。
https://www.facebook.com/fujimotosyuzo/
※藤本酒造 Facebook
酒質がガラリと変わり、よい意味で「神開何があったんや?」というお声をよく耳にします。
誰が造っても、酒造りにおいて行う工程は一緒なのですが、大雑把を丁寧に、テクニックに走ることなく基本に忠実に・・・ただこれだけで酒質に例年と確かな違いを実感しました。
「変化」ではなく「進化」ととらえていただければ幸いです。
今後とも末永く、よろしくお願いいたします!
文:日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集:LIQLOG