日本のビール市場にバラエティを提供し、新たなビール文化を創出する「クラフトビールの革命的リーダー」-長野県 ヤッホーブルーイング-
酒造・メーカー紹介
ミッションと製造するビール
「ヤッホーブルーイング」は1997年に創業した長野県軽井沢町に本社を構えるクラフトビールメーカーです。
ミッション「ビールに味を!人生に幸せを!」を掲げて、画一的な味しかなかった日本のビール市場にバラエティを提供し、新たなビール文化を創出することで、ビールファンにささやかな幸せをお届けすることを目指して活動しています。
代表製品「よなよなエール」を中心に「インドの青鬼」「水曜日のネコ」など多様で個性的なクラフトビールを常時十数種類以上製造・販売。
「ヤッホーブルーイング」は、約500社あるクラフトビール醸造所の中で、他社を大きく引き離すトップ企業です(自社調べ)。
ビール市場では大手5社に続き、第6位です。
創業のきっかけは創業者がアメリカ留学時に飲んだ「エールビール」
創業者がアメリカに留学していた際、初めて「エールビール」を飲んで衝撃を受け、「こんな味のビールを日本に紹介したい!」という思いを抱いて帰国。
その後、地ビールのブームが始まったことを背景に、1996年に「ヤッホーブルーイング」を設立し、翌年1997年から創業しました。
創業当時スタッフ人数はわずか10名程でしたが、地ビールブームの真っただ中で、営業しなくても売れるほどでした。
しかし、地ビールブームの終焉により売上はどん底に。何をやっても上手く行かず、スタッフも辞めていきました。
そのどん底時代に「ビールの品質向上」と「ネット通販」に力を注ぎ、より美味しいクラフトビールを目指して歩みを止めず、自分たちのビールを自分たちの言葉で伝え続けた結果、徐々にお客さまが戻り始めました。
10年ぶりの全国向けレギュラー製品を発売
2012年に発売した「水曜日のネコ」以来となる10年ぶりの全国向けレギュラー製品「裏通りのドンダバダ」を2022年3月に発売をしました。
「裏通りのドンダバダ」のビアスタイル(ビールの種類)は「フリースタイルベルジャンゴールデンエール」。ベルギー発祥の伝統的なビールを、既存の概念・製法にとらわれずモダンに再構築しました。
爽やかな果実香と軽快なウッド香が混じり合った、ワインのシャルドネを思わせる爽やかな香りが特長です。
飲みくちはドライで軽快さがありながらも、ほどよいボディ感と少し高めのアルコール度数6.0%で飲みごたえのある仕上がりです。
全国にクラフトビールの文化を広める活動は止まりません!
2023年3月開業予定の北海道日本ハムファイターズ新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」のセンターバックスクリーンに “世界初となるフィールドが一望できるクラフトビール醸造レストラン”「そらとしば by よなよなエール」を開業します。
また、2023年秋以降に「大阪ブルワリー(仮称)」を開設する予定です。
ビール醸造所に飲食スペース・見学コース・イベントスペースなどを併設することで、泉佐野市に訪れる人々が楽しめるエンターテインメント性を兼ね備えたレジャースポットをつくる構想です。
文:日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集:LIQLOG