令和元年創業!”酒蔵だけど酒蔵じゃない”飯能の自然と生物多様性と共に歩む環境保全の会社。-埼玉県 やまね酒造-

酒造・メーカー紹介

令和元年創業!”酒蔵だけど酒蔵じゃない”飯能の自然と生物多様性と共に歩む環境保全の会社。-埼玉県 やまね酒造-

やまね酒造の特徴

やまね酒造株式会社」は「酒蔵だけど酒蔵じゃない!飯能の自然と生物多様性と共に歩む環境保全の会社」として、その役割を果たしてまいります。会社の名前は、国の天然記念物に指定されており、飯能市にも生息している珍獣『ニホンヤマネ』に由来しております。

 

飯能市にも生息している珍獣『ニホンヤマネ』

飯能市にも生息している珍獣『ニホンヤマネ』

 

やまね酒造株式会社」は、そのニホンヤマネの生息調査や保全活動に取り組んでおりますが、ニホンヤマネをはじめ弱い立場に置かれている動植物たちに寄り添い、地域に生き物の多様性があることで、美味しいお酒ができると信じてお酒の製造に取り組んでおります。

 

「酒蔵だけど酒蔵じゃない!飯能の自然と生物多様性と共に歩む環境保全の会社」

やまね酒造のこだわり

やまね酒造」の名前の由来となったニホンヤマネは樹上性の生き物で、森に生息しております。

ニホンヤマネに深く関わり続ける意味でも、「やまね酒造」のお酒造りは飯能の森で育まれた西川材を使用した『木桶』による仕込みも行っております。木桶以外にも、お米を蒸すせいろや麹箱、櫂棒(かいぼう)などのお酒造りに使う道具も可能な限り、飯能産の木材を使用しております。

 

飯能の森で育まれた西川材を使用した『木桶』

 

お米を蒸すせいろや麹箱などのお酒造りに使う道具も、飯能産の木材を使用

 

また、どぶろくや木桶と相性が良いと考えている、6号酵母によってお酒を醸して(全量6号酵母)おります。

お米も地元飯能をはじめ全量埼玉県産米を使用しており、埼玉の豊かさを、お酒を通して皆様にお伝えできるよう努めております。

 

やまねのどぶろく(生)

やまねのどぶろく(生)

やまね酒造のエピソード

やまね酒造株式会社 赤沢醸造所が立ち上がり、1本目のどぶろくの発売が2021年7月末となりましたが、その直後、緊急事態宣言が発出され、製造したどぶろくの大半が売れ残ってしまう深刻な事態へと陥りました。

その時の状況を、「やまね酒造」の公式Twitterでツイートいたしました。

 

「やまね酒造」の公式Twitter

「やまね酒造」公式Twitter @yamaneshuzo

 

翌日には、その時私が投稿したツイートを見た大勢の方々が、どぶろく醸造所にお越しくださり、応援の気持ちを伝えてくださいました。

その時のことは、生涯忘れることはございません。生かされていることに感謝しながら、「やまね酒造」は歩んでまいります。

 

生かされていることに感謝しながら、「やまね酒造」は歩む

杜氏が目指していること

お酒に、飯能の自然や生物多様性の豊かさを、どのように付加し、またそれを表現していくか、考える日々が続いております。

お酒造りは、酒蔵内だけで行われているものではなく、酒蔵が置かれている地域の自然環境にも大きな影響を受けるものだと思っております。

 

酒蔵は自然環境にも大きな影響を受けるもの

 

やまね酒造」では、飯能市内(主に天覧山周辺)において自然観察会を開催し、酒蔵が置かれている飯能の自然や生物多様性を直接、触れていただき、心通わせていただけるように取り組んでおります。

またお酒が持つ、生命の力強さを感じていただけるにはどうすれば良いか、微生物と心を通わせております。

 

酒蔵が置かれている飯能の自然や生物多様性を直接、触れて心通わす

杜氏が挑戦していること

飯能産の蜂蜜や抹茶などを原料に加えたお酒の開発に加え、木樽による熟成酒の開発にも現在、取り組んでおります。

日本の発酵文化その美しさを国内のみならず、世界の方々へ、伝えていくために現在、酒造り体験・蔵人体験民泊の開始に向けて準備しております。

 

文:やまね酒造 株式会社
協力:日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集:LIQLOG

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