人生にエールを!伊勢の名を広く海外にも知らしめる、地元に根ざしたブリュワー「伊勢角屋麦酒」-三重県 二軒茶屋餅角屋本店-
酒造・メーカー紹介
二軒茶屋餅角屋本店について
人生にエールを!
グラスに注いだ瞬間、豊かな香りがいっぱいに広がる。口に含んでみると、味わいがグラデーションのように変化していく。
いつもそばにいて、日常に溶け込むビール。家族で新年を迎えたテーブル、何年も会っていなかった旧友との再会、大切な人が旅立つ前夜。あなたの“特別”を“もっと特別”に。そして苦しいときや、辛いときには前を向く勇気を。
「伊勢角屋麦酒」はこれからも、そんな一人ひとりの愛すべき人生に、エールをおくる存在でありたいと願います。
本物を追求する世界標準のビール
「伊勢角屋麦酒」が大切にしていること。それは“本物”にこだわり、品質をどこまでも追求する飽くなき探究心です。
どんなホップと麦芽を使い、どの酵母を組み合わせるか。そして、それをどう仕込むのか。自然の原料を扱うゆえ、同じ条件であっても必ずしも同じものはできません。
そのため「伊勢角屋麦酒」では、職人の勘や経験に頼るだけでなく、日々蓄積されたデータを解析し、品質向上に役立てる研究開発型のブリュワリーを目指しています。
出荷基準は、国際大会で入賞できるレベルであること。それが、「伊勢角屋麦酒」の矜恃です。
ビールの可能性を広げる多様な味わい
クラフトビールの醍醐味のひとつが、味わいの多様性です。
伊勢角屋麦酒でもさまざまなビールをつくっていますが、なかでも定番の「ヒメホワイト」は、伊勢で採取した天然酵母から生まれた、独創性溢れる商品。ほかでは真似し難い技術や、神域の社から採られた酵母という物語性も相まって、“伊勢の”ホワイトエールとして人気を呼んでいます。
また、毎月のように新作や限定ビールを発売しているのも大きな特徴。生産量に限りがあるため、市場に多く出回りませんが、クラフトビールならではの多様な味わいを楽しみたい人におすすめです。
伊勢から世界へ
「伊勢角屋麦酒」のルーツは、遥か戦国時代から名物餅で伊勢神宮の参拝客をもてなしてきた茶店「角屋」にあります。
大正時代には味噌・醤油づくりを始め、その醸造技術がクラフトビールの世界に参入する背景となりました。
1997年の創業以来、合言葉は「伊勢から世界へ」。世界が認めるビールをつくり、“伊勢”の名を広く海外にも知らしめる。そしてこの地から、これまでになかった香りや味を生み出していく。
これからも伊勢だからできること、伊勢でしかできないことに挑戦し続ける、地元に根ざしたブリュワーでありたいと思います。
【伊勢角屋麦酒 神久工場/麦酒蔵(店舗)】 |
【伊勢角屋麦酒 下野工場】 |
文:日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集:LIQLOG