世界が『あっ』という焼酎を造る。世界に誇る麦焼酎の大産地で、個性あふれる焼酎を造り続ける蔵元。-大分県 老松酒造-
酒造・メーカー紹介
老松酒造の歴史
寛政元年、銘酒の歴史は九州の小京都より
大分県と福岡県境の近く、九州山地の美しい山々に囲まれた日田は、かつて江戸幕府の天領でした。そのため年貢の負担が軽いこともあり、九州の小京都といわれるほど独特の豊かな文化や産業が育った地方として知られています。
この日田地方にある「老松酒造」の創業は、寛政元年(1789)と古い蔵元です。初代は創業当時、日田地方にある松の老い木がある老松神社の泉より湧き出る清浄な水が酒造りに適していたので、酒造りを始めました。
これが「老松酒造」の名の由来です。
世界が『あっ』という焼酎を造る
悠々しき日田の山々に育まれる自然の恵み、豊かに繁る杉林に濾過された清冽な天然水が、本物を生み出す源となります。
樽熟成先進国から学び続けたオーク樽による長期貯蔵、麹へのこだわり・・・。
世界に誇る麦焼酎の大産地大分で、さらに個性あふれる焼酎を造り続ける蔵元として、麦米長期樽貯蔵焼酎のオーソリティーを目指します。
麹への拘り
主銘柄に「麹屋伝兵衛」と命名したように、麹へのこだわりは並々ならぬものがあります。品質と貯蔵の関係を日々研究しています。
樽への情熱
貯蔵樽の研究に余念がありません。産地、材質、焼き方、大きさ・・・見た目以上に奥深いのが樽です。
味香りが整った「閻魔 原酒」はステンレスタンクで軽く調熟したあとホワトオークの樽で長い熟成の旅にでる。3~5年。結構長い時間です。
この間じっくり成長した「閻魔」はやがて熟成され。最高の香りと味を持つ焼酎へと変化していくのである。
大分県 日田の山間に麦に魅せられた男たちがいる。
寛政元年 創業以来 その伝統技法をまもりつづけ
ひたむきに 麦焼酎を造り続けてきた男たちだ
旨い麦焼酎は、まず旨い麦から。麦が実る大地の名は(大鶴)
この大鶴の麦があってこそ、味わいのある麦焼酎(閻魔)が生まれた。
今日も、蔵人の情熱が旨い麦焼酎を醸し続けている。
文:老松酒造 株式会社
協力:日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集:LIQLOG