「変わらないもの。それは開華の心」栃木県内最古の老舗蔵元-栃木県 第一酒造-
酒造・メーカー紹介
第一酒造について
江戸時代初期の延宝元年(1673年)に創業の栃木県内最古の老舗蔵元です。
1673年は4代将軍徳川家綱の時代で江戸では呉服店「越後屋(三越の原点)」が開業。アメリカ独立宣言(1776年)までは100年以上あります。
江戸時代、佐野のお酒は渡良瀬川から利根川への河川流通によって「地廻りもの」として江戸へ運ばれ、関東の酒処として栄えました。現在でも江戸東京博物館で当時の様子が見られます。平成28年、蔵の建物が国の有形文化財として登録されました。
- 登録有形文化財に指定された建物
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- 島田家住宅主屋
- 第一酒造酒蔵
- 第一酒造酒蔵事務所
- 第一酒造旧桶倉庫
- 第一酒造旧穀倉
- 第一酒造旧米穀蔵
現在従業員13名、小規模のメリットを生かし、高級酒の製造に力を入れており、平成10年から栃木県内で初の全商品が特定名称酒となりました。
仕込み水は日本名水百選にも選ばれる佐野市の良質で豊富な水と、全量自家精米した原料米(平均精米57%)をもとに、丁寧な小仕込みの手造りによる酒造りをおこなっています。
「開華」のおいしい3つの秘密
- ①県内で最も伝統のある酒蔵は、米作り340年の歴史
- 蔵元自社水田で、田植えから収穫まで全て社員が行っています。
- ②日本名水百選にも選ばれた、全国でも有数な佐野市の良質な仕込水
- 関東平野の北端に位置し古生層から流れ出す佐野市の水は、日本名水百選にも選ばれたとび抜けてきれいな水です。
- ③卓越した技術者集団
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- 杜氏資格の国家検定制度「酒造一級技能士」5名
- 栃木県で始まった「下野杜氏」(全十数名中)3名
- 独立行政法人酒類総合研究所認定「清酒の官能評価分析における専門評価者」1名
- 栃木県認定「とちぎマイスター」2名(酒類業界3名中)
- お米の公式等級検査「食糧検査技師」3名。
全国の酒蔵で唯一の政府認定米麦集荷業と食糧検査業
全国の酒蔵では唯一の政府認定米麦集荷業者であり、近隣農家と直接契約してお米の集荷を行っています。数年前までは政府にしかできなかったお米の等級検査も自社で実施している全国で唯一の酒蔵です。
地域性と季節性のある世界で唯一のお酒
日本の美しい四季を愛で、旬の豊かな食を味わいながら、さらにその季節ならではの旬の日本酒を楽しむという人生を知った人は、健康的で楽しく豊かな人生をおくることができます。
全国有志蔵元とネットワークしながら「旬どき・旨いもの自慢会・とちぎ」を主催しています。
文:日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集:LIQLOG