“丁寧に、まっすぐに。ただ素直にうまい酒を。”生きた水「久留里の名水」で仕込む酒。-千葉県 藤平酒造-
酒造・メーカー紹介
藤平酒造の歴史
享保元年(1716年)創業。江戸時代中期より千葉上総は久留里の地で代々酒造りを営み、歴史を刻んで参りました。
銘柄「福祝」を考案したのは、先代の藤平富雄。現在は亡き先代の想いを受け継ぎ、その子息である三兄弟が中心となって、日々研鑽を重ね、切り盛りしています。
仕込み全般を担うのは次男の藤平典久、麹造りと営業を担うのは三男の藤平淳三、事務全般を担うのは長男の藤平和也。
一本一本を丁寧に仕込み、量産では出せないうまさに誇りを持ち、その技術の粋を守り続けています。
私どもは、年間総生産約三百石の小さな造り酒屋です。
丁寧に、まっすぐに。ただ素直にうまい酒を。
生きた水「久留里の名水」で仕込む「福祝」
藤平酒造「福祝」は、千葉上総の久留里町で生まれた日本酒です。
地元で古来より親しまれる生きた水「久留里の名水」と選び抜いた米に向き合い、ただ素直に「うまい」と感じられる酒を目指して、丁寧に仕込んでいます。
大切にしているのは、親しみ深いキレのよさ。
酒米の最高峰「山田錦」を軸に北海道産「彗星」など選び抜いた米と向き合い、地元で古来より親しまれる、生きた水「久留里の名水」で仕込む「福祝」。
「洗いにはじまり、洗いに終わる。」と謳い、美しく磨いた米を洗い上げる工程を大切にする酒造りで、キレのある味わいを実現しています。
「福」と「祝」という慶びにまつわる文字が並ぶ名は、みなさまの特別な日、そして、それを支えるあたたかな日常を祝福すべくつけられました。
大切な方と気兼ねなく飲み交わしていただけるよう、ただ素直に「うまい」と感じられる酒を目指し、手間暇を惜しまず丁寧に仕込んでいます。
文:藤平酒造 株式会社
協力:日本酒鑑定士協会 瀧村健治
編集:LIQLOG