(名) 鈴木酒造店
(すずきしゅぞうてん)
〒014-0207 秋田県大仙市長野字二日町9
【創業320余年・秀よしの歴史】鈴木酒造店の創業は江戸時代初期の元禄2年。伊勢の国(現在の三重県)から旧長野村(現在の大仙市長野)に移り住んだ鈴木松右衛門が、奥羽山脈の伏見水と、良質な米が豊富であるという理由からここでの酒造りを始めました。宝暦年間、秋田藩内の酒蔵から名酒を久保田城下に集め、今でいう品評会が催されました。当時、「初嵐」の銘柄であった鈴木酒造店の酒を気に入られた秋田藩主佐竹公はその美味さを讃え、「秀でて良し」という意味から「ひでよし」の酒銘を授け、秋田佐竹藩の御用酒を務めて参りました。現在も受けついできた技と心を大切に、品格ある大吟醸酒からスパークリング清酒などの新たなジャンルのものまで、丁寧で革新的な酒造りを続けています。