(株) 飛良泉本舗

(株) 飛良泉本舗

(ひらいづみほんぽ)

〒018-0402 秋田県にかほ市平沢字中町59

0184-35-2031

0184-35-2030

http://www.hiraizumi.co.jp

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【東北で最も古い蔵・飛良泉本舗の歴史】
秋田県にかほ市は山形県と隣り合う県南部に位置しています。このにかほ市の平沢漁港にほど近い場所にあるのが、飛良泉本舗。こちらは、東北で最も古い歴史を持つ蔵であり、全国でも3番目に古いという由緒正しい酒蔵です。創業は1487年(長享元年)、時は室町時代。その年は八代将軍・足利義政が京都の東山に銀閣寺を建立しています。現在の当主・斎藤雅人社長は二十六代目。斎藤家の屋号「泉屋(いづみや)」が示す通り、斎藤家は関西の泉州より仁賀保へと移り住みました。

宝暦年間から天保年間を生きた名僧・良寛和尚の友人で、仁賀保に暮らしていた「増田九木(ますだ きゅうぼく)」という画家が、良寛へ宛てた手紙にトンチのきいた名言を書き残しました。それは「飛び切り良い、白い水」という言葉。つまり、「飛」と「良」を並べる「ひら」は平沢にかけた言葉で、そして「白」と「水」は上下に並べると「泉」。これは斎藤家が「泉州出身」であるという意味合いがあります。それまでは「金亀(きんき)」という銘柄でしたが、この九木の自慢話が噂を呼び、酒銘「飛良泉」が誕生しました。

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