関原酒造 (株)

関原酒造 (株)

(せきはらしゅぞう)

〒940-2035 新潟県長岡市関原町1-1029-1

0258-46-2010

0258-46-6519

http://www.sake-sekihara.co.jp

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関原酒造の誕生は、享保元年(1716年)にまでさかのぼる。佐渡の金を江戸へと運んだ北国街道、参勤交代の通路であった三国街道を結んだ長岡街道。三国街道の長岡に端を発し、妙法寺峠を越えて北国街道の出雲崎に至るこの街道は、積雪地帯にあっては比較的雪が少なかったこともあり江戸時代には、多くの人馬が往来した。そして、江戸時代中期。街道筋に居を構える常陸国小山の庄屋が、姓は「小山」、屋号は「常陸屋」を名乗り年貢米を用いて酒造りを始めたのが関原酒造のはじまりと伝えられている。江戸時代に酒家(酒造)を記録した『越后酒造家一覧』(慶応3年(1867年)、池田屋七助・釜屋九右衛門・中嶋屋清蔵序文)には、「下除、常陸屋勝次郎」の記述があり、「下除(しものぞき)」とは、関原酒造が現在まで蔵を構える地域の古称である。関原酒造は、創業以来変わらずこの地で、ひと冬も休むことなく酒造りを続けている。

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