当家三代目当主、新納政明が沖縄式の泡盛製造販売を始めたのが大正9年(1920)でした。昭和20年(1945)空襲に曝され戦災により酒造場は全てを消失。翌年、配給や親戚・友人の援助で仮工場が出来、八方手を尽くして沖縄から泡盛種麹を入手し蒸留酒を醸造しました。その後設備の改善に努めるも昭和52年(1977)沖永良部台風による被害が甚大であった為、移転し新工場を建設し現在に至ります。
じっくりと年月をかけ熟成させた古酒『水連洞』や『寿』、新製法で黒糖の香りが一層引き立つ『天下無双』があります。
また、減圧蒸留でさわやかな飲み口の『をちみづ』は黒糖焼酎を飲み慣れていない方にもお勧めです。