久家本店(くげほんてん)は海山の幸に恵まれた醸造の町・大分県臼杵市に、万延元年(1860年)藩主・稲葉観通候より醸造蔵を賜り創業。以来、地元の食(特にふぐ、あじ、さば、めばる、おこぜ等豊後水道の白・青身魚)に合った、原料(米、麦、芋、梅、かぼす)本来の旨み溢れる酒を提供して参りました。近年では原料の約60%に大分県産農産物を使用しておりますが、今後その割合を増やし令和3酒造年度には、全てを安心安全な大分県産(特に臼杵市産)とします。更に生産農家との緊密な連携、地元の食とのマリアージュ(飲食文化の醸成)、環境に優しい行動(地元産エネルギーの積極利用)等の活動を通じて、ふるさとのエンジン~地域循環型社会を推進する酒造場~を目指し、社会へ積極的に貢献して参ります。