酒銘でもある「かち鶴」は創業者夫妻の名前から名付けました。平成3年からは4代目の現社長を中心に家族による酒造りに転換。多くのお客様の意見を聞き、「鑑評会よりもお客様」のスタンスを大切に、お客様のご要望に応えるべく酒造りに勤しんでいます。
水は石鎚山系の地下水を、お米は主に県内産を使用し、特に「松山三井」には強くこだわっています。製造工程は手造り天然醸造を基本とし、手間暇をかけて麹をつくる箱麹と、原酒のもろみを布の袋に入れて自然に濾過させる袋しぼりで、丹念に熟成させます。
特に近年は、搾りたての生酒を3年、5年、15年、30年と生で貯蔵した原酒に力を入れています。