創業400年。わたしたちは「山口」の歴史と共に歩んできました。慶長16年(1611年)、毛利氏の家臣であった山城安部氏が現在の山口市道場門前にて酒造りを始めました。明治27年(1894)には宮﨑氏が酒造業を引き継ぎ、戦後より山口の地酒「鴻城乃誉」「杉姫」の製造を開始しますが仕込み水の水質悪化などにより昭和50年(1975)に自社製造を中断し他の酒造への委託製造を余儀なくされていました。しかし山口の日本酒の魅力を伝えたいという想いから、山口の米と水にこだわり周南市の酒蔵の協力のもと平成26年に「鴻城乃誉」を復活させることができました。