蚕糸王国信州 当蔵も昭和30年代前半まで養蚕を夏場の産業として取り組んでいました。現在、酒の資料館となっている建物は当時蚕室だったものです。そして養蚕には欠かせない桑の木。その味は素朴な甘みと酸味、強い紫色で佐久地域ではメドと呼ばれ季節の手軽な果実として親しまれてきました。養蚕の衰退とともに桑の木も減りましたが、地域の果実である桑の実を何か活用できないか… そんな背景から自社休耕地に結実の良い品種を植栽し本年で4年。素朴な味わいをお楽しみください。
長野県産米100%使用で醸した純米酒に自社農園産の桑の実を朝摘みしじっくりと漬け込みました。糖類は一切使用せず純米酒と桑の実のみの素朴な優しい甘さ。心地よく懐かしい果実味。鮮やかな色合いのリキュールです。養蚕・製糸が盛んだった長野県ならではの果実リキュ-ルです。
名称
井筒長 桑の実のお酒
(いづつちょう くわのみのおさけ)
度数
8%
原材料
純米酒(長野県産米 100%)、桑の実(自社農園産)