世界で一番うまい日本酒は、酒蔵で飲むしぼりたてのお酒です。造り手として、お客さまにこの最高のお酒をぜひ味わってもらいたい。ですが、この生まれたての日本酒は、冬から春のしぼりの時期に酒蔵へ来た人しか飲めませんでした。生酒という、火入れ(熱加工)をしないお酒はあります。ただ、日本酒は生き物です。時間が経つにつれて、そのうまさは刻々と逃げてしまう。
「南部美人スーパーフローズン(冷凍酒)」は、しぼりたての日本酒を–30℃まで瞬間冷凍して、味わいを閉じこめたお酒。飲む前に流水や冷蔵庫でとかすと、酒蔵で飲む味と香りがグラスの中によみがえります。専門家からは「春の味がする」という声もありました。
私たちには夢があります。「南部美人スーパーフローズン」の誕生で、今までしぼりの時期にしか飲めなかったフレッシュな日本酒が、いつでも飲めるようになること。
そして、蔵限りだった最高のお酒が、距離をゼロにして世界中で飲めるようになること。
日本酒が一番うまい瞬間をつかまえました。しぼりたての生まれたままの味わいで、乾杯。
しぼりたての新鮮な生原酒を瞬間冷凍させたお酒(冷凍酒)です。生のお酒ですので、酵素が活性され常温で置くと味が変化し、新鮮ではなくなります。
日本酒としては世界で初めて瞬間冷凍の技術(スーパーフローズン)を使い 蔵でしぼりたての生原酒を冷凍貯蔵し、冷凍のままお店やご自宅に 届けることが出来る「フローズンビューティー」を開発しました。