【2023年最新版】”富山県”の日本酒・おすすめ銘柄5選

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【2023年最新版】”富山県”の日本酒・おすすめ銘柄5選

日本有数の米どころとして有名な富山県では、もちろんお酒づくりも盛んに行われています。日本全国から、富山の地酒をもとめて旅行に訪れる人もしばしば。

多くの人に評価される富山の日本酒とは、どんな特徴があるのでしょうか?

富山県の日本酒で、2023年最新のおすすめ銘柄をご紹介します。

 

富山県ってどんなところ?

秋の黒部峡谷 新山彦橋とトロッコ電車

 

富山県は、立山連峰や飛騨山脈など標高3,000m級の山々に囲まれており、自然が豊かな四季折々の風景を楽しむことができます。

山からの良質な水源をもとに、米づくりが盛んな地域としても有名。日本酒づくりに適した酒米「五百万石」や「山田錦」が多く栽培されており、上質な水とあわせて、富山県は日本有数の日本酒の産地でもあります。

寒ぶりやホタルイカをはじめとした海産物や、たけのこやふきのとうなどの山菜も豊富にとれ、食の魅力があふれる街ともいえるでしょう。

富山県の日本酒の特徴

富山の日本酒は淡麗辛口

 

富山県の日本酒は、淡麗辛口が多いことが特徴です。すっきりとした飲み口で、お料理の味を引き立たせることができるため、地元でとれた新鮮なお刺身をはじめ、豊富な海産物との相性抜群!

富山県内には19の酒蔵があり、その多くが地元でつくられた酒米を使用することにこだわっています。酒米は、食用米に比べてタンパク質や脂質の低さと心白(米の中心部分のでんぷん組織)の存在が、雑味がなくまろやかな味を引き出すことにつながるのです。

富山県の酒蔵

富山県にある19の酒蔵と代表銘柄をご紹介

 

富山県にある19の酒蔵と代表銘柄をご紹介します。

それぞれの酒蔵が試行錯誤してつくりあげた日本酒は、どれも異なる味わいで、同じ酒米や精米歩合でもこれほど違うのかと驚くほど。酒蔵見学を開催しているところもあるので、富山県を訪れる際にはぜひチェックしてみてくださいね!

富山地区

蔵名(場所) 代表銘柄 公式サイト
桝田酒造店 満寿泉 http://www.masuizumi.co.jp/
富美菊酒造 羽根屋 http://fumigiku.co.jp/
福鶴酒造 風の盆ふくく https://www.kazenobon.co.jp/
玉旭酒造 おわら娘玉旭 https://tamaasahi.jp/
吉乃友酒造 よしのとも https://yoshinotomo.jp/

高岡地区

蔵名(場所) 代表銘柄 公式サイト
髙澤酒造場 https://ariiso-akebono.jp/
清都酒造場 勝駒 https://www.kachikoma.com/

魚津地区

蔵名(場所) 代表銘柄 公式サイト
林酒造場 黒部峡 https://www.hayashisyuzo.com/
白岩 IWA 5 https://iwa-sake.jp/
千代鶴酒造 千代鶴 http://www.chiyozuru.com/
魚津酒造 北洋 https://hokurikumeihin.com/hongousyuzou/
銀盤酒造 銀盤 https://ginban.co.jp/
皇国晴酒造 幻の瀧 http://www.mabotaki.co.jp/

砺波(とみなし)地区

蔵名(場所) 代表銘柄 公式サイト
若鶴酒造 若鶴苗加屋 https://www.wakatsuru.co.jp/
若駒酒造場 若駒
黒田酒造 萬歳北一 http://www.hokuichi.com/
吉江酒造 太刀山
成政酒造 成政 https://www.narimasa.co.jp/
三笑楽酒造 三笑楽 http://www.sansyouraku.jp/

富山県の日本酒・おすすめ銘柄5選

数ある富山の地酒のなかから、筆者がおすすめの銘柄を5選ご紹介します。

なかには小規模で生産しているために、地元内で消費されて全国にはあまり流通していない貴重な日本酒も。ぜひ好みのものを探してみてくださいね!

勝駒 大吟醸|清都酒造場

勝駒は、わずか5人の蔵人によってつくられているため、年間に少量しか販売されず入手困難なプレミアム酒。ラベルは勝駒の愛飲家であった、画家 池田満寿夫氏が書いたもので、とてもインパクトがありますよね。

勝駒の大吟醸酒はフルーティーかつまろやかな味わいで、人気なのもおもわず納得です。料理は、お刺身など魚介類にあわせるのがおすすめですよ!

 

后 50 black|吉乃友酒造

后(きさき)とは女王を意味し、女性がもつ優しさと愛を、まろやかかつキレのある味で表現したところから名付けられたブランド。

后シリーズは精米歩合やつくりかたによって、さまざまな味をつくりだしています。それぞれがまったく異なる味なので、飲み比べをしてみるのもおすすめ。
なかでも精米歩合50%の后 50 blackは、お米の味をしっかりと感じられつつ、すっきりとした飲み口でどんな料理にも合わせられるのが特徴です。

 

吉乃友酒造(富山県)|后 純米大吟醸原酒 P50

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羽根屋 純吟 煌火(きらび) 生原酒|富美菊酒造

フランスで行われるKura master でプラチナ賞を受賞した羽根屋の看板商品。

富山県産の酒米 五百万石と富山の伏水をつかい、手間ひまをかけたこだわりの製法でつくりあげています。搾りたての生原酒ならではのフレッシュさと、華やかな香りが特徴です。

 

富美菊酒造(富山県)|羽根屋 純米吟醸 煌火 生原酒

富美菊酒造(富山県)|羽根屋 純米吟醸 煌火 生原酒

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満寿泉 純米大吟醸|桝田酒造店

桝田酒造店は創業100年以上の老舗の酒蔵。「美味しいものを食べている人しか美味しい酒は造れない」というモットーのもと、日々美味しい酒づくりに奮闘されています。

満寿泉の純米大吟醸酒は、淡麗辛口のなかでもお米の味がしっかりと感じられるお酒。富山の美味しいものと一緒に、冷酒やぬる燗などさまざまな飲み方で楽しんでみるのもおすすめです。

 

桝田酒造店(富山県)|満寿泉 純米大吟醸

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IWA 5|白岩

世界的に有名なシャンパン ドンペリニヨンの最高醸造責任者をつとめた、リシャール・ジョフロワ氏が創立したブランド。

異なる産地の山田錦、雄町、五百万石の酒米と5種類の酵母をつかって仕込みを行っています。他の日本酒と異なる点は、複数の原酒をブレンドしてつくりあげていること。

ドンペリニヨンの醸造技術を知るからこそつくることができるIWA 5は、口に含むと花やフルーツなどさまざまな味わいを感じることができます。

新しい日本酒の形を、ぜひ一度味わってみてください。

 

出典:IWA 5 公式オンラインストア

まとめ

全国有数の日本酒の産地、富山県のおすすめの日本酒をご紹介しました。

それぞれの酒蔵が伝統を大切にしつつ、新しい技術を取り入れながらより美味しいお酒をめざして挑戦をつづけています。

 

ぜひお気に入りの1本を見つけてみてくださいね!

【2023年最新版】”富山県”の日本酒・おすすめ銘柄5選

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