清酒業界は、季節工の高齢化、生産設備の老朽化、嗜好の多様化、低価格化など、不安と厳しい経営環境にあります。そのなかで生き残りを賭けた経営戦略を模索した結果、当組合は平成元年2月に、国が推進する近代化事業と京都府の中小企業対策の一端として伝統産業である清酒業界育成のために設立されたものであり、その趣旨に賛同した伏見区内の蔵元4社の組合員により運営しております。各蔵元別に生産した清酒をそれぞれの蔵元が独自のブランドで販売する ― 生産と販売を分離した機能分担を柱として、組合はその生産部門を担当します。生産能力は年間7200klあり、二季醸造で多品種な清酒を製成する効率的な一括集中生産によって、コスト、品質とも大幅な改善が実現いたしました。また、組合が志を一つにして、智恵を出し、資金を出し、リスクを共有して、はじめて得られた結果により、成果を上げることができました。
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