「播州一献」唯一の生酛造りのお酒です。甘酸っぱい変わり種の味わい。乳酸菌飲料のようにまろやかで、口の中に酸が残ります。魚醤（ナンプラー）やスパイス、香草にも合うので、タイやベトナムなどエスニック料理と一緒にぜひ飲んでみて下さい。冷酒からお燗まで、温度をさまざま変えてお楽しみください。根強い固定ファンも多い、個性的な純米酒です。

酒蔵のある宍粟市山崎町はかつて城下町で、たくさんの酒蔵が存在していました。現在では弊社ともう一蔵を残すのみになっています。弊社の表通りは通称「酒蔵通り」と呼ばれ、はす向かいには「老松酒造」さんが今でもあります。そしてさらにそのはす向かいに「本家門前屋」さんがあり、昭和52年に廃業されています※。

そこで造られていた「三笑（さんしょう）」という銘柄を、現存する2蔵で現代風にアレンジして、今に復活させました。「播州一献の三笑」は、江戸時代広く用いられていた伝統の技法「生酛造り」を採用しています。

※現在は「さんしょう」という店名で、蔵を改装してカフェレストラン＆弊社のお酒や小物の販売をされています。