日本で初めてジアスに認定された佐渡島の、全国初の清酒特区適用認定された学校蔵で希少な棚田米コシヒカリを使った日本酒です!
日本ではじめて世界農業遺産(GIAHSジアス)に認定された佐渡島の南東部に、岩首と呼ばれる集落があります。ここには「昇竜棚田」と呼ばれる美しい棚田があり、多くの人を魅了しています。
しかし、棚田は小さな変形田が多く機械が使えないため生産性に乏しく、高齢化や担い手不足も課題になる中、その維持が難しくなっています。このままでは、高品質な米が栽培される田んぼが受け継がれず、朝日に照らされ神々しいほどに輝く棚田の風景がなくなってしまうかもしれません。
そこで私たちの酒蔵では昇竜棚田のお米を100%使用した日本酒で、この棚田の保全と佐渡ジアスの支援につなげたいと考え、2020年より棚田米を用いた酒造りをはじめました。
仕込む場所は、廃校になった小学校を酒蔵として再生させた「学校蔵」。朝日を浴びて育ったお米を、夕日がきれいな学校蔵で醸しました。「龍のめぐみ」がメッセンジャーとして、たくさんの方に棚田のことを伝え、棚田保全に対して皆さんに興味を持って頂ければ幸いです。