鹿児島県さつま町と、青森県鶴田町の交流は1985年より始まった。きっかけは、さつま町の合併前の旧鶴田町役場に、青森県鶴田町役場へのはがきが誤って届いたこと。偶然がきっかけとなったが、両町は97年に姉妹盟約を結び、合併後の2010年には友好交流協定を締結しました。
青森県鶴田町は葡萄の一種であるスチューベンの作付面積が日本一。葡萄を使用した新商品の考案を持ちかけ、両町による商品開発がスタートした。鹿児島県さつま町の老舗焼酎メーカー「軸屋酒造」が、梅酒のように葡萄果実を漬け込んだ。結果、甕仕込みの焼酎「紫尾の露」の原酒と、殺菌済みの葡萄果汁を配合することで、葡萄と焼酎の双方の良さを引出すことに成功しました。
商品名の「フィレール」はフランス語で「紡ぐ」を意味する言葉を選びました。
「フィレール」は無添加、無香料でアルコール度数14度。濃い紫色で、ブドウの香りの中にほんのりと芋焼酎の香りが混じる。味はブドウ特有のさわやかな甘さが特長です。
さつま町の芋焼酎と青森鶴田町のスチューベン果汁を使用したリキュールです。
名称
葡萄のお酒 Filer
(ぶどうのおさけ ふぃれーる)
度数
14%
原材料
ぶどう果汁、本格焼酎